またまた嫁入り。

2019/09/21
writer：山崎拓
- ストール

「あの嫁入りストール良かったですよね」

「実はあのストール狙っていたんですけど、先週はお店に来れなくて・・・」

そう行ってご来店くださったのはある常連さん（Aさん）。

先日お嫁に行ったストールをチェックしてくださっていたようなんです。

残念ながら、そのストールはタイミングが合わず、別のお客さんの元に先日旅立ちました。

ただ、今日はそのストール以外にも２枚気になっているものがあると話してくれました。

その２点も前回お嫁に行ってしまったカシミヤ手織り手刺繍のもの。

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どちらもカシミヤ刺繍ストールの中では比較的シンプルで使いやすいタイプ。

グレイベースの方かオフホワイトの方か。

Aさんには以前にもカシミヤ手織りストールやウール手刺繍ストールを手に取っていただいているので、質感などはよくご存知。

ポイントは合わせる服との相性やご自身に似合うかどうか？というところ。

実際にこの２枚と近いデザインのものをいくつか試していただきました。

どれもAさんの雰囲気にぴったりでしたし、比較的シンプルなデザインだったので、合わせやすいタイプ。

僕も客観的に見ていて、どれもいいなーと思ってしまうくらい。

ただ、これから秋冬に合わせるお洋服のことを考えると少し明るめの方がいいかなーと感じていました。

そしたらAさんも同じく、一番明るめのオフホワイトベースのタイプがいい！
ということになり。

今回はこちらのカシミヤ手織り手刺繍ストールを手に取っていただきました。
（Aさん、いつも本当にありがとうございます！）

そして、今回は店舗でのお買い上げだったのですが、Aさんは一度時間を置いて再度受け取りに来てくださる、ということだったので、僕にとってはとてもありがたかったんです。

なぜかというと、、、

お別れ前の最後の記念撮影ができるので。

どのストールもそうですが、その中でもカシミヤ手織り手刺繍のストールは非常に希少ですし、一点ものなので同じものを手に入れることができません。なので僕らも二度と見ることができない可能性も高いんです。（見ることができるとしたらお客さんがそのストールを纏ってご来店くださること）

なので、もし少しでも時間が許すのであれば記念に写真を残しておきたい！という想いがあるんです。

今回もありがたいことに、少しお時間をいただけたので、しっかりと記念写真を残すことができました。

まずは全体のシルエット。

肩掛けも羽織も本当に見栄えます。

原毛はインドカシミール地方、ラダック・レーのヒマラヤ山脈標高4000m以上に生するカシミヤ山羊の毛を厳選したものになります。

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さらにこちらは無染色なので、より素材そのものの魅力が最大限に引き出されています。

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両端に丁寧に施された繊細な手刺繍は品格を感じさせてくれるデザイン。

バランスよく配置されているので、巻でも羽織でもどちらでも使いやすくなっています。

色使いもとても美しい。

毎回そうですが、こうして写真を撮らせていただくと改めてそのストールの魅力に気がつくことができます。

本当に素敵な一枚でした。

Aさんの元で長いことご活用いただければ嬉しいです。

「またまた嫁入り。」への2件のフィードバック

匿名 2019年9月21日 7:49 午前

この1枚、初めて見た時のあまりに緻密な刺繍への感動と驚きを覚えています。
そんな彼女ももうお嫁入りなんですね。
なんだか、親戚のお嬢さんがお嫁に行ってしまうような、そんな気分です。

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2019年9月22日 4:53 午後
  
  コメントありがとうございます！
  本当におっしゃる通りで刺繍の緻密さがすごいですよね。
  色使いも素敵ですし、風合い、デザイン共に素晴らしい一枚でした。
  親戚のお嬢さんのように感じていただけ嬉しいです^^
  僕もやっぱり寂しいですが、今回はお客さんが喜んでくれたのが目の前で見れたのが何より嬉しかったです。
  いつも本当にありがとうございます！
  山崎
  
  返信 ↓

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。